How to Become an Amateur

大人の趣味とそれを支える環境について

クラシックな研究をしたい

 研究室夏合宿への参加、今年は助教の方々に研究デザインを聞くセッションがあって大変勉強になった。斬新なアイデアで教育システムを開発して新しい学びの世界をつくろうとする人がいれば、フィールドに飛び込んで現場の面白さを伝えようとする人がいて、めざす研究像は多様である。

 話を聞いていて、自分の目標として「クラシックな研究をする」という言葉が浮かんできた。それはつまり、学説史的に古典的で王道の概念や問題を、全く新しい対象において考えなおすことで学説史の発展をめざす、というスタイル。もともと松岡正剛の千夜千冊が好きだったこともあって、文献どうしが関連づけられた大きな流れを見いだすことが好きだ。研究をするときに「先行研究に自分の研究を位置づけなきゃいけない」みたいな気負いはなくて、むしろ先行研究に位置づけることが一番おもろいやん、と感じる。

 以前はこういう嗜好はあんまり他の人には伝わらないかなと思っていたれど、合宿から帰ってきて家の人と話していて思うには、彼女には普段の会話のなかで伝わっていたようだ。案外、分かってくれる人はいるのかもしれない。